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1リットルの胸水採取

ライはついに自力で立ち上がることもできなくなりました。
顔のむくみがひどく、お腹だけでなく首から胸や前肢にかけても水が溜まり始めていて、呼吸も圧迫されてぜーぜーと苦しんでいる状況です。

病院で超音波検査した結果、肺に胸水が溜まっていて呼吸が浅くなっていることがわかり、脇腹から針を刺して胸水の抜き取りを行いました。

肺に溜まっていると言っても厳密には肺と心臓が入っている、 胸の空洞内で、肺の外の空間の隙間に溜まる水の事を言うそうです。これが大量に溜まると、胸は肋骨で閉ざされているために肺や心臓を圧迫して、呼吸や心臓のポンプ機能が低下してしまうようです。

ライの胸からは抜いても抜いても胸水が出てきて、1リットルの容器があっという間にいっぱいになりました。胸水はたんぱく質などの栄養分が含まれている白い液体に血液がすこし混ざった白桃色の液体でした。

抜き終わったらライは呼吸が楽になったようで深呼吸が出来るようになりました。
水を抜くとその中に含まれている栄養素も一緒に出してしまい、逆に体に負担をかけることになるそうですが、胸水の場合は、抜かないと呼吸や心臓が機能できなくなるため抜かざるを得ないそうです。

そして、抜いてもそのそばから新たな水が溜まり始めるとのことでした。

ライの呼吸の様子を見ながら、苦しそうだったらまた胸水を抜いてやらなければなりません。

ライは食欲もそこそこあり、尿も便も排出してくれています。
表情も穏やかにしてくれているのが唯一の救いです。
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by yoshikun_lai | 2010-08-29 22:49 | ライの日記

ライはがんばっています!

腹水が溜まり始めて2週間が経とうとしています。
さんざん考え抜いた末、抗がん剤を8月20日に投与しました。

その効果もあってか、お腹の水の量はほとんど増減がありません。
でも、顔から胸、前肢にかけての上半身に溜まる水の量が増えてきていて先週の土曜日に朝起きてライの顔が別人のようにむくんで膨らんでいる姿を見たときは愕然としてしまいました。

顔から首筋にかけてマッサージしたり、温めたり冷やしたりの刺激を加えて日中は元のライの顔に戻りましたが、夜眠っている間に循環機能が低下するようで翌朝にはまた強烈なむくみ顔になってしまい、前肢も右足がパンのように膨らんでいました。

大型犬に特有の、胸元の皮がたるんでいる部分に水がどんどん溜まっていて呼吸を圧迫し始めているせいか咳をする回数も増えてきています。

食欲は波があり、食べるときはお肉やおやつを食べてくれておしっこもウンチも庭に出て排泄できる状況です。
でも、自力で立ち上がるのもかなり難しくなりつつあります。
ウンチの時に踏んばったり、いきんだりするのも相当体力を消耗しているようです。

病は少しずつ進行しているのかもしれません。
でもライは本当に多くの人たちに愛されていて、今もシッターさんやお里の母ちゃんや彼女さん達をはじめ、ライを愛する皆さんに支えられて、辛い顔を一つも見せずに頑張っています。

僕もライの前では悲しい顔やネガティブな発言を一切しないようにして今までと変わらない穏やかでニコニコな毎日を過ごしています。

今日は仕事を午後早めに切り上げて帰宅し、いつもの土手に車で連れて行きました。
今までは着くなり車から飛び降りて、芝生の上でゴロンゴロン転がりまくっていたライももうそれは出来ず、おしっこをしたらもう歩きたくないと言うので、芝生の上で夕涼みをしてきました。
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動いているときはむくみも少し引いてくれているので顔を上げているといつものライのようにも見えますが、地面に伏せるとエイのように水が溜まった
皮膚が広がってしまいます。
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やはり外の空気を吸って緑に触れることって大切ですね。
ライもきっとリフレッシュしてくれたと思います。
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by yoshikun_lai | 2010-08-26 22:21 | ライの日記

ライの余命

ライのお腹に腹水が溜まるようになりました。
昨年の年末に摘出した悪性腫瘍が内臓に転移したものと思われます。

肝機能の低下や腹膜の炎症など内臓全般の機能が低下していて、多臓器不全に近い状態となっており、もって1ヵ月だと言われてしまいました。

予兆は幾つもありました。
先週の半ばころから水をやたらとジャブジャブ飲むようになりましたが、猛暑のせいだと思っていました。同時にお腹まわりが太くなってきていることにも気付いていましたが、もともと横幅が広い体格だったこともあり、少し太ったかなと思った程度でした。
そして、土曜日の朝ご飯の時に、いつものようながっつきがなく3分の1程度しか食べなくなって、これはおかしいとようやく病院に連れて行きました。
もっと早い段階で気付いてやれなかった自分が情けないです。

利尿剤や抗炎症剤、強心剤を混合した注射を2本皮下注射して、夜中に2時間おきにおしっこで水分を排出して、少しだけ回復が見られるようになりました。
食欲も戻ってきて、いつも与えているバーフダイエットをおいしそうに食べてくれています。
でも、大好きな豚耳や鶏のトサカなどの固いおやつは食べれられなくなってしまいました。
後ろ足も力が入らなくなり補助ハーネスがないと立ち上がれないことが多くなってきました。

心臓も体力も弱っているライに治療方法の選択肢は限られています。
もうライの体にメスを入れるつもりもないし、副作用の強い薬も使わないつもりです。
ライが動ける間に楽しいことをして、できるだけ一緒の時間を長く過ごそうと思っています。

覚悟していたこととはいえ、夜になると毎晩勝手に涙が流れてしまいます。
でも、ライはいつものつぶらな瞳で僕のことを見つめてくれています。
彼は生きることだけを考えてがんばってくれているのにメソメソしている暇はないですね。
今まで何度も見せてくれたライの強い生命力を信じて、これからもできる限りのことをしていくつもりです。
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腹水が溜まる前の写真です。
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今日撮った写真です。
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by yoshikun_lai | 2010-08-17 02:16 | ライの日記