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ライの心臓発作

【4月15日(日)】
ライが心臓発作をおこしました。
(今は症状も落ち着いて自宅で穏やかに過ごしています)

その日は散歩も兼ねて車で一緒に外出していました。
帰り道、もう少しで自宅というところを運転していると
後ろで「ドサッ!」と音が。
振り返るとライがうずくまって苦しそうにしています。

急いで路肩に車を止めて後部座席に入ると
ライは腰が抜けたような状態でへたり込んでいて
苦しみに耐えて歯を食いしばっているような感じです。

歯茎や舌の色もすぐにチェックしましたが、血色は良く
失禁もなかったです。ただ、陰茎がぶらんと中から出ていました。

動かすこともできず、抱きかかえて「大丈夫だよ!」とさすっていると
5分位したら楽になったようで、立ち上がっていつもの表情に戻りました。
まるで何事もなかったかのように元気そうなんです。

でも心配なのでその足ですぐさま病院へ直行。

順番を待っている間に待合室で2回目の発作が起こりました。

大声で先生を呼び、急患扱いに。
「これは心臓ですね」と言われ心電図と超音波で
心臓の検査を行ないました。

発作中は血圧の低下がみられたものの
検査に取り掛かった頃にはライは元気を取り戻したため
雑音もなく脈拍(収縮)も正常で異常なし。
ゴールデンは拡張型心筋症が多いということで心臓の壁の厚さや
大きさも調べましたが、これも異常なし。

レントゲンで胸部を撮影しましたが、肥大化もなく
これまた異常なしでした。

「不整脈による一時的なものかもしれません。あと考えられるのは
副腎ホルモン(アジソン病)か、甲状腺の異常です。
消去法の観点から、不安を取り除く意味でも
検査したほうが良いと思いますが3万円位かかってしまいます。
どうなさいますか?
何日か様子を見てから決めて頂いても構いません」


と言われました。
迷ってる暇はないのですぐに検査をお願いしました。

結果は、全て正常で赤血球や白血球などの血液全般の数値も全く問題ありませんでした。
数値上は健康そのものといった感じです。

「不整脈は異常があったとしても、病院では犬が緊張(興奮)しているので
なかなか把握できないこともあります。
正確に調べるには24時間心電計(ホルター心電計)を使ったほうがいいですが
うちの病院にはないんです。大学病院などでレンタルしてもらうしかないですが
すぐに借りられるとも限らない」
とのこと。

検査の結果からも今すぐどうこうという問題ではなさそうだったので
その日は心臓機能を強化するお薬をもらって帰りました。

【4月16日(月)】
月曜日なので仕事を休むわけにもいかず、会社へ。
とても不安で仕方なかったのでいつものペットシッターさんに事情を説明したら
近くに他のワンちゃんのお世話しに行くので午前と午後に1回ずつ寄ってくださる
との温かい返事をいただきました。

おかげで月曜日は問題なく一日が過ぎ、一過性のものであって欲しいなという淡い期待を
抱き始めたのも束の間、火曜日の夜に3回目の発作が起きました。

【4月17日(火)】
夜20:30頃帰宅して「よし!散歩いこう!」と車に乗ってエンジンをかけた瞬間にまたも
後ろで「ドサッ!」と音が。。。

症状は前回と全く同じで5分位したらまた何事もなかったかのように
元気になりました。

【4月18日(水)】
会社を休んで朝一で病院へ行きました。

係り付けの病院は獣医師が13人、AHT18人という
地元では設備も整った評判のいい病院です。

担当のK先生は院長先生ではありませんが、僕の中では今までで
最も誠実で腕も確かな先生です。
安易に断定的な発言もしないし、治療方針についても複数の選択肢がある場合は
それぞれについて丁寧に説明してくれて、必ず飼い主に選択権を与えてくれます。

昨年の年末にライの脂肪腫を摘出してくれたのもK先生でした。
あの時も僕のしつこいくらいの質問に対して嫌な顔ひとつせずに対応していただき
手術の経過もオペ中の写真を交えながらわかり易く説明してくれました。

今回の件も、院内の他の医師の意見も取り入れながら多角的に検査してくれています。

その病院内で心臓に詳しいというS先生とのダブルチェックで超音波による
再検査を行ないましたが、結果は同じ「異常なし」でした。

「当院で可能な検査は全て行ないました。
心臓以外にも全体的にチェックしていますがこれだけ調べて異常がないので
今すぐ命にかかわるような重篤な病気は考えにくいです。
でも、我々には感知できないような特殊な病気の可能性もあるので
より精密に調べるならば大学病院での検査をお薦めします。」


「ただし大学病院で調べても分からないかもしれません。
でも、原因が判明すれば適切な処置、薬の処方が可能になります。
結果次第では大学病院に通わなくても大学病院の診断を基に当院で
適切な治療を行うことができます。」


大学病院は2つ紹介可能で、片方は遠いけど心臓病の専門家がいらっしゃるとのことです。
我が家からだと2時間以上はかかるし、これ以上検査ケンサでライに負担が
かかってしまうことも心配で迷っていましたが、今から予約しても早くても5月初旬になる
と言われたので、とりあえず予約だけさせていただき、それまでライの様子を見ながら
キャンセルするかどうか決めることにしました。

ライの発作は17日(火)以降なく、今のところ穏やかに過ごしています。

でも、もし留守中に発作がおきていたら、一人で苦しんでいたらどうしようと思うと
仕事も手につきません。

帰宅して玄関をあける瞬間がとても怖いです。

そこにいつもの笑顔があるだけで、とても幸せな毎日です。

ライは昨年ボランティアさんに保護されたとき
肛門周囲腺腫を患っていて、去勢手術とともに摘出しました。

そして昨年年末には腹部に3センチ大のしこり(脂肪腫)がみつかり
摘出手術をしたばかりです。

ライは2度の手術を乗り越え、今年は楽しく元気よく過ごそうねと
3月にはとても素敵なバースデーを迎え、今月は28日に御前崎の
レトリバーイベントをとても楽しみにしていました。

ライは我が家に来るまでの7年間ずっと辛い生活を送っていたはずです。
その分も帳消しにするくらいの幸せをたくさんプレゼントしたいのに。。。

もう激しい運動は禁止だし長距離の移動も無理でしょう。

行動が制限されるのは辛いけど、これからは穏やかでいいから、近くにある幸せを
たくさん掴んでいこうと思います。
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by yoshikun_lai | 2007-04-23 19:09 | ライの日記